PHP 8.2〜8.5 の修正版が公開済み 独立コミュニティによる情報 · 2026年10月22日 確認

PHP2Shell チェッカー / php2shell 対処法

PHP2Shell の対処法:PHP を修正版へ更新して確認するまで

PHP2Shell への対処は、サイトで動く PHP を修正版(8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12 以降)か配布元の修正済みパッケージへ更新することです。更新後は PHP-FPM や Apache を再起動し、Web 側の PHP を確認します。レンタルサーバーではサーバー会社の作業です。

PHP2Shell.help 編集部確認日 公式の情報源 ↓

PHP2Shell の修正版はどのバージョンですか?

系列最初の修正版
PHP 8.28.2.35
PHP 8.38.3.36
PHP 8.48.4.27
PHP 8.58.5.12
8.1 以前新しいリリースなし(7.4・8.0・8.1 は公式ソースパッチあり)

表は各系列で最初に修正されたバージョンです。これ以降のバージョンであれば修正が含まれます。PHP 8.1 以前の古い系列には新しい公式リリースはありません。PHP 公式は 7.4・8.0・8.1 向けに最小限のソース修正を公開していますが、保守の再開ではありません(PHP サポート終了版と php2shell)。

配布元のパッケージは、PHP の表示番号が古いままでも修正済みの場合があります。

配布元リリースパッケージ修正済みパッケージ状況
Ubuntu22.04php8.18.1.2-1ubuntu2.28修正済み
Ubuntu24.04php8.38.3.6-0ubuntu0.24.04.13修正済み
Ubuntu26.04php8.58.5.4-0ubuntu1.5修正済み
Ubuntu26.10php8.58.5.9-0ubuntu2.1修正済み
Debian13php8.48.4.27-1~deb13u1修正済み
Docker Official Images—php—未確認
宝塔—PHP—未確認
XServer—PHP—未確認
ConoHa WING—PHP—未確認
ロリポップ!—PHP—未確認
1Panel—1panel/php—未確認

2026年10月21日〜2026年10月22日に確認。

自分の環境ではどの手順を選べばいいですか?

PHP をどこから入れているかで手順が変わります。

レンタルサーバーを使っている場合は何をすればいいですか?

レンタルサーバーでは、PHP 本体を直すのはサーバー会社です。利用者がやることは次の三つです。

  1. サーバー会社のお知らせと公式 X を確認する:PHP2Shell への対応が完了したか、利用者側で切り替えが必要かを確認します。
  2. ドメインの PHP バージョンを確認する:ドメインごとに PHP を選ぶ方式なら、修正済みのバージョンが選べるようになったら切り替えます。
  3. 切り替え後に確認する:WordPress のサイトヘルスや管理画面で、PHP のバージョンが変わったことを確かめます。

管理画面が予防的に止まっている場合、慌てて別の操作をする必要はありません。再開の告知を待ってください。

告知の内容は会社によって違います。たとえばカゴヤ(KAGOYA)は、CVE 番号を明記した告知で、レンタルサーバー(PHP 8.2〜8.5)は修正版を確認したうえで順次アップデートして対応する予定とし、一部のプランを影響の調査対象に加え、ほかのプランやバージョンは対応を検討中としていました(10月21日時点の告知)。自分の契約しているプランと PHP の系列が、告知の対象に含まれているかを確認してください。

サーバー会社への問い合わせ文はありますか?

そのままコピーして使えます。[ドメイン] の部分を書き換えてください。

件名:PHP2Shell(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)の対応状況について

いつもお世話になっております。 [ドメイン] を御社のサーバーで運用しております。

PHP 公式から PHP2Shell と呼ばれる脆弱性の修正版が公開されたため、以下についてご教示いただけますでしょうか。

  1. 当サイトで使用している PHP のバージョン
  2. 修正版(8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12 以降)または修正を含むパッケージへの更新が完了しているか
  3. 利用者側でバージョンの切り替えなどの操作が必要か
  4. 未対応の場合、対応予定の時期

よろしくお願いいたします。

更新するとサイトが動かなくなりませんか?

同じ系列の中での更新(例:8.3 系の古いバージョンから 8.3.36 へ)は、修正だけのリリースなので、問題が起きることはまれです。系列をまたぐ更新(例:7.4 から 8.3 へ)は、古いプラグインやテーマが動かなくなることがあります。事前にバックアップを取り、可能ならステージング環境で確認してから切り替えてください。

更新後は、トップページだけでなく、ログイン、問い合わせフォーム、アップロード、決済など主な機能も確認しましょう。

更新後に何を確認すればいいですか?

  • ワーカーの再起動:PHP-FPM や Apache は、再起動するまで古い PHP のまま動きます。
  • Web 側のバージョン:コマンドラインの php -v は Web 側と違う場合があるため、サイトヘルスや管理画面で確認し、PHP バージョンチェッカーで判定します。
  • すべてのサイト・コンテナ:一つのサイトが直っても、ほかのサイトが直ったとは限りません。
  • 侵入の痕跡:更新が遅れた場合は、サイト改ざん・侵害の確認方法で確認します。

すぐに更新できない場合は?

暫定対策で一部の攻撃経路を止めることはできますが、修正の代わりにはなりません(CVE-2026-109618 の回避策)。国家サイバー統括室(NCO)は、修正をすぐに適用できない場合、Web サイトの一時停止もリスクを下げる有効策の一つだとしています。

上司やお客様への報告文はありますか?

確認できたことと、まだ確認できていないことを分けて伝えるのが基本です。

PHP2Shell(PHP 本体の脆弱性)への対応状況をご報告します。 確認範囲:[サイト・サーバー名] 現在の PHP:[バージョン]([確認方法]で確認) 修正の状況:[修正版へ更新済み/サーバー会社の対応待ち/未対応] 根拠:[サーバー会社のお知らせ、パッケージ番号など] 過去の侵入の確認:[未調査/調査中/異常なし] 次回のご連絡:[日時]

「すべて安全です」とは書かず、確認した範囲を明記してください。全体の状況は PHP2Shell チェッカーのトップページで確認できます。

管理画面が止まっていて PHP のバージョンを変えられません

予防的な停止であれば、サーバー会社が再開を告知するまで待ってください。その間に別のサービスへ急いで移す必要はありません。再開後に PHP のバージョンと各社のお知らせを確認します。

メンテナンスのお知らせが出ていれば修正済みですか?

お知らせが PHP2Shell への対応で、あなたのサーバーが対象だと明記されているかを確認してください。メンテナンスがあったことだけでは、修正済みとは言えません。

PHP2Shell の影響をチェック

サイトが使っている PHP のバージョンを入力してください。系列ごとの最初の修正版と比べ、次にすべきことを表示します。

PHP2Shell チェッカー →

情報源

このページの主要な事実(修正版、CVE の内容、配布元のパッケージ、公的機関の呼びかけ)は公式の情報源にもとづいています。研究者の報告、報道、コミュニティの投稿はそれぞれ区別して表示しています。