PHP 8.2〜8.5 の修正版が公開済み 独立コミュニティによる情報 · 2026年10月22日 確認

PHP2Shell チェッカー / LiteSpeed PHP

LiteSpeed の PHP(lsphp)で PHP2Shell を修正する:更新と再起動

LiteSpeed のリポジトリには、2026年10月21日付で修正済みの lsphp82 8.2.35・lsphp83 8.3.36・lsphp84 8.4.27・lsphp85 8.5.12 があります。lsphp を更新・再起動し、サイト側の PHP を確認します。2026年10月22日 時点で LiteSpeed の告知はなく、8.1 以前の修正版もありません。

PHP2Shell.help 編集部確認日 公式の情報源 ↓

LiteSpeed の PHP(lsphp)は PHP2Shell の影響を受けますか?

受けます。lsphp は LiteSpeed 用の SAPI 付きでビルドした PHP なので、修正版より古ければ PHP2Shell(CVE-2026-109618・CVE-2026-109619)の影響があります。PHP の告知は LiteSpeed を更新が必要な Web 向けの構成に含めており、SAPI の名前だけでは修正済みか分かりません。LiteSpeed Web Server(LSWS)でも OpenLiteSpeed でも同じです。修正版は次のとおりです。

系列最初の修正版
PHP 8.28.2.35
PHP 8.38.3.36
PHP 8.48.4.27
PHP 8.58.5.12
8.1 以前新しいリリースなし(7.4・8.0・8.1 は公式ソースパッチあり)

サイトが使っている lsphp のバージョンはどう確認しますか?

シェルではなく、パッケージと Web 側の PHP を確認します。LiteSpeed の PHP の説明書のとおり、lsphp はバージョンごとに /usr/local/lsws/lsphp83/bin/lsphp のような別のフォルダーに入り、どれを使うかは外部アプリケーションとスクリプトハンドラーの設定で決まります。インストール済みのバージョンはパッケージ管理ツール(rpm -q lsphp83 や dpkg -l | grep lsphp など)で確認します。Web 側では WordPress のサイトヘルスや一時的な php_sapi_name() のページでバージョンが分かり、SAPI は litespeed と表示されます。PATH 上の php コマンドは別の PHP のことがあります。詳しくは PHP バージョンの確認方法へ。

LiteSpeed は修正済みの lsphp を出しましたか?

8.2〜8.5 は出ています。ただし告知はありません。LiteSpeed のパッケージリポジトリには、2026年10月21日に次のビルドが公開されました。

パッケージRHEL 系 8・9Ubuntu 24.04(noble)
lsphp828.2.35-18.2.35-1+noble
lsphp838.3.36-18.3.36-1+noble
lsphp848.4.27-18.4.27-1+noble
lsphp858.5.12-18.5.12-1+noble

出典は EL 9 のパッケージ一覧(EL 8 も同じ)と Debian・Ubuntu 用リポジトリです。Debian・Ubuntu はすべての配布版の索引が10月21日に更新されていますが、バージョンを確認したのは noble だけです。2026年10月22日 時点で、LiteSpeed のブログ、リリースログ、lsphp の変更履歴に PHP2Shell の告知はありません。8.1 以前の修正版は見つかりませんでした。lsphp81 の最新 RPM は 2025年12月の 8.1.34-1 で、Ubuntu の 8.1.34-21+noble の変更内容は確認できていません。

lsphp はどの手順で更新しますか?

  1. LiteSpeed のリポジトリを入れていなければ、説明書のとおり sudo wget -O - https://repo.litespeed.sh | sudo bash で追加します。
  2. RHEL 系では lsphp のパッケージを更新します(例:sudo dnf upgrade 'lsphp*')。
  3. Debian・Ubuntu では sudo apt-get update で索引を更新し、LiteSpeed のインストール例(sudo apt-get install lsphp83 lsphp83-common lsphp83-mysql)と同じように使っている lsphp パッケージを入れ直すと、最新版になります。
  4. インストール済みのバージョンを上の表と照らし合わせます。

cPanel などのコントロールパネル上で LiteSpeed を使っている場合、サイトはパネルの PHP を使っていることがあります。その場合は cPanel の MultiPHP Manager で管理し、cPanel の PHP バージョン変更を見てください。

lsphp の再起動と確認はどうしますか?

パッケージを更新しても、動いている lsphp のプロセスは止まりません。LiteSpeed の How-To と OpenLiteSpeed の PHP の説明書は、同じ2つのコマンドを案内しています。

sudo touch /usr/local/lsws/admin/tmp/.lsphp_restart.txt
sudo systemctl restart lsws

WebAdmin コンソールでは「Actions」から「Restart Detached PHP Processes」、続いて「Apply Changes / Graceful Restart」を選びます。その後サイトヘルスや確認用のページを開き直して新しいバージョンを確認し、PHP バージョンチェッカーで判定します。確認用のページは終わったら削除してください。

すぐに更新できない場合は?

lsphp が読み込む php.ini で session.upload_progress.enabled を無効にする、post_max_size を下げるといった PHP 公式の暫定策を入れ、上の再起動手順を実行します。特定の経路を防ぐだけなので、暫定対策のページで限界を確認してください。

lsphp74・lsphp80・lsphp81 を使っている場合は?

PHP 公式は 7.4・8.0・8.1 の修正版を出しておらず、ソースパッチだけです。これらの lsphp の修正済みビルドも見つかりませんでした。サイトを lsphp82 以降へ移してください。PHP のサポート終了、PHP2Shell の対処法、PHP2Shell チェッカーも参照してください。

lsphp を更新したあと、LiteSpeed の再起動だけで足りますか?

足りないことがあります。lsphp はデタッチモードで古いプロセスが残る場合があるため、LiteSpeed の説明書は /usr/local/lsws/admin/tmp/.lsphp_restart.txt を touch してから lsws を再起動する手順、または WebAdmin の「Restart Detached PHP Processes」を案内しています。

cPanel の入った LiteSpeed サーバーでは、どの PHP を更新しますか?

まずサイトのハンドラーが実行している PHP を確認します。LiteSpeed の lsphp パッケージではなく、コントロールパネルが管理する PHP のこともあり、その場合は cPanel の MultiPHP Manager などパネル側の手順で更新します。

PHP2Shell の影響をチェック

サイトが使っている PHP のバージョンを入力してください。系列ごとの最初の修正版と比べ、次にすべきことを表示します。

PHP2Shell チェッカー →

情報源

このページの主要な事実(修正版、CVE の内容、配布元のパッケージ、公的機関の呼びかけ)は公式の情報源にもとづいています。研究者の報告、報道、コミュニティの投稿はそれぞれ区別して表示しています。